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銀山温泉M旅館様 大浴場改修工事
山形県内でもかなり有名な尾花沢市の銀山温泉。その銀山温泉のM旅館様よりお依頼をいただきました。内容はお風呂が古くなったので、仕上げの木材を新しくしたいとのこと。
通常、ヒノキを使う場合が多いのですがこちらはピーラー材。よく和室の敷居などに使われる松の柾目の高級材料です。ある程度水に強く、筋が残るため滑りにくくなります。裸足で歩く面だから、滑って転んだりしないようにとオーナー様の配慮が見て取れます。
床を新しくしたのち、浴槽の框も交換してほしいとのご要望をいただき、現在準備中です。
また工事させていただいたらこちらに載せたいと思います。
既存床①
既存の床。機能的にはさほど問題は無いのですが見た目も大事、ということで改修に踏み切りました。
既存内観
黒ずんでしまっています。
既存床②
こちらも隣のお風呂ですが、同様に木材が削れてしまっている状況です。
既存湯口桝
お湯が出る湯口。枡の中には60度くらいのお湯がたまります。温泉卵を作るために箱型になっています。
工事中
既存のデッキ材を解体しよく洗います。その後乾燥させてから新しいデッキ材をはります。
改修後床①
扇形に加工したデッキ材。 ステンレス釘で固定し完成。
改修後床②
違う角度から。
改修後床③
隣のお風呂です。 床が新しくなると、違う部分も気になります。ということで浴槽の框の入替もご依頼いただきました。
湯口枡 製作風景①
湯口枡の製作中。 大工さんの腕がなる工事です。
湯口枡 製作風景②
慎重に組み立てます。
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